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静岡市が「ハンバーグ年間支出額」全国1位なのはなぜか?

静岡県が6月6日に更新した、県内の全国一を集めたホームページ「Myしずおか日本一」によると…

2015年「世帯当たりのハンバーグ年間支出額」で静岡市が1,726円で全国1位となりました! (2011年以来)

これは、全国平均1,123円を603円上回る金額になります。

※外食、冷凍ハンバーグは除くデータ

 

なぜ、静岡市が全国1位なのでしょうか?

 

その理由を求められ、私、日本ハンバーグ協会 理事長のバーグマン田形と会長のハンバーグマのグーグーは、静岡朝日テレビの人気情報番組「とびっきり!しずおか」に生出演し、独自の見解を述べてきました。

時間の都合ですべては語れませんでしたので、ここにあらためて静岡市が1位である理由を、静岡県在住である私独自の見解で語りたいと思います。

 

1.ハンバーグがご馳走という文化がある

静岡が誇る人気店、げんこつハンバーグでお馴染みの「さわやか」の影響も大きく、静岡県民には「ハンバーグ=ご馳走」という感覚が当たり前にあります。

残念ながら、全国には「ハンバーグは子供の食べ物」「ステーキの下位互換」的なイメージを抱いている地域もあるのです。

さわやかは静岡県西部から出店を重ね、現在では静岡市内でも安定した人気を誇るようになりました。

近年、メディアやSNSで取り上げられる機会が飛躍的に増え、芸能人がファンであることを語ることも多いため、そのブランド力は静岡市内にも完全に浸透したといえるでしょう。

「ハンバーグ=ご馳走」という図式は、消費拡大の大前提となりそうです。

 

 

2.東西の食文化が混じる地域である

静岡県は、東の豚肉食と西の牛肉食が混ざり合う地域です。

牛肉を使うのがポピュラーな料理でも、豚肉がメインとなることが多々あります。

特に静岡市近郊は、すき焼きやカレー、肉じゃがなどは豚肉がメインのご家庭が多いと実感しています。

それゆえ、ハンバーグは合挽き、牛肉100%、豚肉100%と、まんべんなく人気がある土地柄なのです。

 

 

3.スーパー独自のハンバーグの開発に力を入れている

ローカルスーパーオリジナルのハンバーグ商品も目に見えて多いです。

ノーマルサイズ、ジャンボサイズ、チーズインなど、独自の商品を3種類ほどは

揃えていることが多い印象を受けます。

他県のスーパーでは、バリエーション展開はそれほど見受けられません。

 

 

4.食品メーカーも販促に力を入れている

静岡県は“日本の縮図”ともいわれる県であり、テストマーケティングにもよく利用されています。

新商品の投入も早く、メーカーの競争も激しいので、スーパーを回ると他県よりもジャンルごとのバリエーションが豊富なのを実感します。

それはハンバーグ商品においても同様です。

他県では、歴史あるメジャー商品(マルシン、イシイのチキンハンバーグなど)のみの取り扱い店舗も多い印象。

メーカーも限られたスペースを確保するためには、確実に売上が見込める商品に特化せざるを得ません。

静岡県のスーパーでは、最近は伊藤ハム「旨包ボリュームリッチハンバーグ」、米久「超肉ハンバーグ」、日本ハム「極み焼ハンバーグステーキ」などの商品が、物量も豊富にラインナップされていることが多いです。

静岡県は県民が思っている以上に、ハンバーグ商品に恵まれているのです。

 

 

5.「食べよう!!ハンバーグの会」で、静岡が『ハンバーグ王国』であることをイメージ付けしてきた 

私自身、08年末より静岡県西部を中心としたハンバーグによるまちおこし団体「食べよう!!ハンバーグの会」を結成、ハンバーグマのグーグーを会長とし、ハンバーグの消費拡大を目指してきました。

「世帯当たりのハンバーグ年間支出額」は、06年~08年の平均で静岡市が日本一(1,395円)だったこともあります。

それを旗頭に、全国に静岡県が『ハンバーグ王国』であることを広くアピールしてきました。

この活動も影響を与えていると信じています。

 

 

これからも日本ハンバーグ協会では、『ハンバーグ王国・静岡』の魅力にクローズアップしていきたいと思います。

…というわけで、静岡のテレビ・ラジオ・新聞、引き続き何でも取材お待ちしております(肉汁)。

執筆:バーグマン田形

無断転載禁止。取材・お問い合わせは日本ハンバーグ協会までお願いいたします。